セルフエステサロンを開業しようと考えた時、料金を決めなければいけません。
料金はサロンによって異なり、月額制(サブスクリプション)を採用しているところもあれば、都度払いや回数券を採用しているところもあります。
そこで今回は、月額制と都度払いでおすすめなのはどちらか、料金を決める際に把握しておくべきコストなどを解説していきます。
さらに、料金を決める際に押さえておきたいポイントもご紹介します。
これからセルフエステサロンを開業しようと考えている人はぜひ目を通してみてください。
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月額制と都度払い、どちらがおすすめなのか?
セルフエステサロンは、月額制を採用しているところが多く見られます。
中には都度払いや回数券制度を導入しているケースもありますが、全体的に見てみると月額制のサロンが多いと言われています。
月額制の場合は1万円で通い放題などとなっているので、従来型のエステサロンよりも費用をかけずに通えます。
また、支払う料金が明瞭であるという点も月額制の大きな特徴であり、メリットだと感じる人が多いポイントです。
都度払いや回数券制度を取り入れているセルフエステサロンもあります。
都度払いであれば1ヶ月の中で通う頻度が少なくても損したように感じないのがメリットです。
通った分だけお金がかかるため、1ヶ月に何度も通うのであれば都度払いよりも月額制のセルフエステサロンを選んだ方が経済的です。
これらを踏まえて考えてみると、月額制の需要が高いと考えられます。
これからセルフエステサロンを開業しようと考えているのであれば、月額制を導入する前提で料金を検討してみましょう。
価格を決めるには開業にかかる費用の内訳を把握すべき
月額制にする場合も、都度払いにする場合も、料金を決めるなら開業にかかる費用がどのくらいか踏まえた上で考える必要があります。
そうしなければ利益率を高められないからです。
物件取得費
物件取得費は、物件を借りる際にかかる費用です。
敷金や礼金、保証金が含まれます。
立地条件や広さ、階数などの条件によって金額が異なるので、希望するエリアの物件は早めに探しておきましょう。
開業を目的とした賃貸契約をする場合、賃貸保証金も支払わなければいけません。
家賃未払などのトラブルが生じた際に備えて、賃料の半年から1年分を賃貸保証金として支払うケースが多いです。
つまり、毎月の収入から家賃支払いにあてる分だけではなく、開業時にある程度まとまったお金が必要になると言えます。
設備機器費
セルフエステサロンを開業する場合、どのようなマシンを導入するかが重要です。
性能が良くて安心して使えるマシンを導入すれば、利用者からの評判が良くなりやすいです。
リースしたり、ローンを組んで購入したりできますが、いずれにしても支払いが発生します。
支払いが滞らないようにするには、集客できる料金設定でありながら支払いもできるような金額を決めなければいけません。
研修費
スタッフを雇うのであれば、研修費も必要となります。
しかしセルフエステサロンの場合は、一般的なエステサロンのようにスタッフが施術するわけではありません。
そのため、研修は接客など基本的な部分だけで済ませても問題ないでしょう。
基本的な研修のみ行う場合は、そこまで研修費用がかさまずに済みます。
広告宣伝費
広告宣伝費も必要な経費の1つです。
セルフエステサロンを開業したら、宣伝をしないと顧客は増えていきません。
宣伝の効果が出てくれば、月額料金を1万円ほどと安めに設定しても足を運んでくれる人は増えていくと予想できます。
諸経費
セルフエステサロンを開業する場合も、タオルやシーツなどの備品を用意しなければいけません。
サロンの広さによって必要な数が異なるので、あなたが開業するサロンの規模を踏まえていくらくらいかかりそうか考える必要があります。
人件費
セルフエステサロンでは施術を行うのは利用者自身なので、エステティシャンを雇用する必要はありません。
しかし、初めて利用する人に対する案内などは必要不可欠です。
そのため、受付で説明や料金の支払いなどを行うスタッフの存在は必要となります。
また、何らかのトラブルが発生した場合に対応できるようにするためにも、スタッフは在籍している必要があると言えます。
この他にも、システム利用料やフランチャイズの場合はロイヤリティなども発生するでしょう。
それらを総合的に考えた上で利益が出る月額利用料を設定するようにしてください。
料金を決める際に押さえておきたいポイント
セルフエステサロンに限ったことではありませんが、月額制にしても都度払いにしても料金をいくらに設定するのかが集客に大きな影響を与えます。
最後に、集客を成功させて利益を生み出すために知っておきたいポイントをご紹介します。
他と差別化できるポイントを作って月額料金アップを狙う
料金を決める際、周りにあるセルフエステサロンと同じようなメニューやサービスだと差別化が難しくなります。
差別化が難しくなるということは、料金も似たようになってしまいます。
他よりも高めに設定するというのもためらわれてしまうでしょう。
あなたが開業したセルフエスサロンでしか受けられないような独自のサービスを1つでも取り入れれば、差別化につながります。
「自分が払うとしたら」と考えないようにする
月額料金などを決める際に、「自分が払うとしたらこの金額は高いような気がする」などと感じてしまう場合もあるでしょう。
セルフエステサロンに通う人があなたと同じ考えを持っているとは限りません。
綺麗になるためなら少しくらい高くても支払いたいと考える人もいるものです。
あなたが開業したサロンに通いたいと思っている人は、サービスを利用して悩みを解消したいと考えている人です。
つまり、どのような人が悩みを解消したいと考えているのか具体的にイメージしてみるのがおすすめだと言えます。
周りに想定したような悩みを抱えている人がいるなら、どのくらいの月額料金なら支払っても良いと思っているのか聞いてみるのも良いでしょう。
そうすることで、適切な価格設定がしやすくなります。
セルフエステサロンは、従来のエステサロンとは違った形態でサービスを提供しています。
そのため、月額料金や都度払い料金の設定に悩んでしまうケースは少なくありません。
セルフエステサロンは、月額制を採用しているところもあれば都度払いを採用しているところもあります。
毎月の料金が明確になりやすい月額制の方が人気となっていて、そちらを採用しているサロンが多くなっているのです。
オーナーであるあなたが利益を得られるようにするには、開業にかかる費用の内訳がどのくらいなのか把握しておくことも重要なポイントになります。
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